こんにちは!dodo のマーケ担当のmanamiです。突然ですが、みなさんはお店の装飾や、家具、備品などの仕入れって、どうしていますか?お店の第一印象を決める空間作り、大事ですよね。季節のイベント毎に、小物を加えて雰囲気を変えたりするのも、楽しそうだけど、こだわり始めるとなかなか時間がかかりそう・・・。
オシャレなお店では、みなさんどういう所で仕入れを行っているのかな〜と不思議に思っていたので、実際に店内装飾を自ら行っていらっしゃる店舗オーナーさんに聞いてみました!
◆ ヨーロッパの古い教会を想わせる、閑静なカフェ「UCHI’s Café」さん
練馬の閑静な住宅街に、ヨーロッパを連想するような、可愛らしいお庭と、ひときわ目を引く白い建物が。中に入ってみると、アンティーク調のインテリアが上品に並んでいます!ご自宅の1階スペースを利用して、ご夫婦でカフェを運営されている内田ご夫妻。ご主人が主に調理を担当し、奥様が内装やデザインの配置を行っているとのこと。
月1~2回のペースで、ピアノやバイオリンなどのクラシックを中心に、音楽のイベントも行っているそうです。素敵!
「ヨーロッパの古い教会をイメージしています。本を読んだり、ゆっくりされていくお客さんが多いです。もともとずっとサラリーマンで、調理の専門ではないので、まず第一にゆっくりできる雰囲気作りには力を入れました」と、ご主人。
◆ カフェをオープンすることになったきっかけ
もともとサラリーマンで、コピー機やパソコンを売っていたというご主人。いつか飲食店か喫茶店をやってみたいという思いがあり、15年ほど前この場所にご自宅を建てられた時から、1階部分を店舗としても使えるような建物作りを意識されていたそう。以前はライブハウスとして活用された時もあったそうですが、長い間ヨットボートを置いたり、空きスペースとなってしまっていたんだとか。
定年される少し前に、本腰を入れて念願のカフェとして改装し、お店をオープンしたのが2016年の4月のこと。正面のドアも、作りをそのままで開業できたそうです。
◆ お店のこだわり – おしゃれなインテリアを揃えていたら、「売って欲しい!」という要望が!!
− デザインや装飾品の配置など、細部までとてもこだわっていらっしゃるのが伝わってきます。こういった仕入れはどのようにされているのでしょうか?
「高円寺の方に、おしゃれなアンティークショップがあって、そこによく行っています。でも最近は、ちょっとした小物とか置物とか、トレーとか、個数が多かったりする物は、ほとんどネットで買っています。『スーパーデリバリー』さんというサイトがあって、これが便利なのでよく使っています。」
− どんなサイトなんですか?
「小売店とか、飲食店専用の、会員制の仕入れサイトです。1点からでも購入はできるけど、一般価格ではなく業務価格で購入できるんだよね。ネットで注文すると、わりとすぐ配達されてくるし、結構便利。インテリアや食器類はもちろん、お店の入り口にある看板とか玄関マットなんかも、スーパーデリバリーで揃えてます」
− へ〜!それって、私なんかが個人的に登録したら、仕入れ価格で買えたりするんですか?(笑)
「会員登録の申請が必要だから、一般の人は登録できないんじゃないかな?(笑)」
− そうですよね(笑)
「逆に出展企業さんも登録申請が必要だから、他の問屋では仕入れられない商品が揃っていたり、小ロットで注文しても複数の企業からまとめて購入決済できたり、その辺が結構便利。初めはメインのインテリアを買っていたんだけど、それが結構人気が高くて、『欲しい』なんて言われることも多くなったので、今では現品で販売したりもしています。それで、一応メニューの下にも、『店内のものは全て売ります』という記載もしていて。欲しいと言われたら何でも売るし、無くなったらまた仕入れてという感じです。」
− カフェをオープンしたはずが、いつの間にか物販のエリアもできてしまったんですね!
「お店に飾ってあると、利用イメージも湧きやすいから、目に留まりやすいんじゃないかな?気づいてくれるのは、女性が多いですね。男性は、そういうのは無頓着なのかな?(笑)最近は、クリスマス用の装飾、ツリーとか、季節ごとに必要なものを、スーパーデリバリーさんで少しずつ買い足してます。」
◆ 装飾だけじゃない。提供メニューにも、ご夫妻のこだわりが
− (メニューを見ながら)昼間はカフェで、夜はバーにもなるんですね。
「中学の時の同級生が酒屋をやっていて、良いワインをそこから購入しています。コーヒーもこだわってますよ。今月は、ガテマラから輸入している『ゲイシャ』というコーヒー豆。コーヒー屋さん+豆の焙煎を専門でやっているお店があって、毎月新しいコーヒー豆を仕入れいています。冷めても風味が逃げないコーヒーは、いいコーヒーだと思っていて、そんな豆を探しています。」
「ちなみにこの『ゲイシャ』というコーヒー豆、スタバで 1杯 2000円 の最高価格がついたこともある、幻のコーヒーなんですよ。あまり市場に出回らないみたいで。Uchi’s café では1杯690円で提供しています。」
◆ 最後に、気になるお店の集客について、少し聞いてみた
− オープン直後は、新規集客はどのようになさっていましたか?
「4月にオープンしてからちょうど5ヶ月くらいが経ったけど(取材当時)、特別な宣伝とかはしてないですね。道にチラシを置いておくと、結構な数が無くなってる。ポスティングも、近隣の住宅をまわって、少しやってみたけど200枚配って2~3人持ってきてくれたかな。」
− 音楽のイベントの時は、どの様に集客されてるんですか?
「クチコミと、普段来てくれるお客さんがまた新しいお客さんを連れて来てくれる、その2つが一番効果が大きいですね。演奏者も、もともとお客さんで来てくれていた人なので。後は、facebookで、地域とか年齢層でターゲティングして広告を出すと、『興味あり』『参加する』ボタンで拡散してくれるのも効果があるかな。イベントをきっかけに来てくれた新規のお客さんが、また再来店してくれるのが、お店としては一番嬉しいですね。」
− 貴重なお話、ありがとうございました!内田ご夫妻のこだわりと想いが詰まった、とっても暖かい空間のカフェでした^^
- お店情報
UCHI’s Café
東京都練馬区豊玉中2丁目21−19
[月・水~金]
11:00~22:00(L.O21:30)
[土・日]
11:00~22:00(L.O21:30)
Facebook https://www.facebook.com/uchiscafe/
- スーパーデリバリーについて
全国40,000店以上の小売店が利用するアパレル・雑貨の仕入れサイト。取り扱い商品約560,000点!1,100社以上のメーカーから小ロットで仕入れできます。75%以上の商品が1点から仕入れ可能!
運営会社:株式会社ラクーン